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巨大地震

地震発生時仙台市内中心部でそれぞれ仕事中でしたが、夫婦共々無事です。私が住んでいる地域は早い段階でライフラインが復旧しました。命のある事に感謝です。

まだまだ被害は大きく悲惨な状況ですが、自分が経験した事を記録しておきます。

小さな頃から地震は何度も経験していますが、今回はとにかく非常に激しい揺れで、もう駄目だなと覚悟を決めていました。数日前にも大きな地震が発生していましたが、まったく別物でした。

私は市内の30階建てのビルでお昼の休憩中。場所は9階でした。

「あれ?地震かな?」と気がつくと同時に携帯とテレビから緊急地震速報が。そこから激しい揺れが。途中で電気は消え、棚のテレビが飛びテーブルの上の物が飛び散りました。

立っている事が出来ず転ぶようにテーブルの下へもぐりました。ビルの緊急放送も途中で途切れ休憩室の天井が落ちてきました。

10数名が休憩室にいましたが、悲鳴が飛び交います。一緒に休憩していた友達が一生懸命「大丈夫!!!落ち着いて!!」と大きな声で叫びます。私はテーブルの下にもぐったつもりでしたが椅子でした。頭だけかくしておしりは丸出し。相当なパニックになりました。

とにかく激しい揺れとガタガタという音。とても長い時間に感じました。高層ビルのせいだと思いますが、2分以上は揺れていたと思います。もう駄目かもと覚悟を決めつつも必死に揺れが早くおさまるように祈りつづけました。

激しい揺れがおさまった時点で、またみんなで声を掛け合い非常階段から外へ避難。階段の壁が上がれ落ちていたり非常に危険な状態でした。この時点ではおそらく非常灯がついていました。恐怖で足がガクガクし友達と手をしっかり繋いで避難しました。

ビルの外へ避難、同じ職場のメンバーと合流。ビルの外は人で溢れてパニック状態でした。隣にはホテルがあり向かいには東北で一番の高層ビルがあります。中にはヘルメットや防災ずきんをかぶった人も多く見かけました。

外に避難した時点で業務中だったメンバーは着の身着のままの避難。私は休憩中だったので携帯がありここで初めて震度6強と知りました。茨城沖が震源の地震はあまり記憶にないです。とにかくずっと足が震えていました。

従業員の安否確認がとれ、一時的にホテルの方々のご厚意でロビーへ避難。毛布やバスタオル、暖かいお茶の提供がありましたが、もちろんこのホテルもあちらこちら壊れていました。携帯を持っている人でワンセグをチェック、仙台空港や名取が津波の被害にあっている事もここで分かりました。

1時間半くらいはロビーに待機していましたが外はもの凄い雪が降り始めました。その後立ち入り許可がおり非常階段でロッカールームに戻り荷物を取り一度休憩室へ。飲み物などはすべて床にこぼれていました。外を見ると信号が止まり、大渋滞が。

非常階段の明かりが消えてしまい、携帯の明かりを頼りに戻りました。職場の仲間とは必ず落ち着いたら連絡をすると約束をし別れました。携帯は通じず、公衆電話から旦那さんへ連絡をし職場へ移動。途中の地下道も真っ暗でしたし、アーケードも照明はすべて消えていました。

それからしばらくして自宅へ移動。停電になり真っ暗で頼りは大渋滞の道路の車のライトのみ。雪は止みましたが寒くとても星が沢山見えました。キレイだけど悲しかったです。

自宅は無事でした。元々高い位置に家具等の配置をしていないので、棚の上の昔のPCが床に落ちているのと対面キッチンカウンターのグラスとペン立てが落ちていました。軽く片づけをすませ避難用具を集めました。

幸い夫婦でキャンプを趣味にしているので寝袋やランタン等があり携帯ラジオやお水少しの食糧を持ち指定避難所の小学校へ。同じように避難所へ向かう人が沢山いました。

体育館の中は混雑していましたが、奥の方に空きがあり椅子に座りました。真っ暗で寒かったです。数時間して発電機が入り電機がつきました。クラッカーとお水の配布がありましたが自分達も持参していたのでもらいませんでした。薄暗いなか情報はラジオのみ。余震も非常に多くほとんど眠れず。朝方明るくなりすぐに自宅へ戻りました。1時間くらい仮眠しましたが不安と恐怖でほとんど眠れず。

職場に行くか迷いましたが、まずはこれから生活していくための食糧や電池を買うことを優先に。ただどこもかしこも行列で電池は買えず。自転車で郊外のホームセンターに行きやっと買えましたが単三は残りわずか。懐中電灯などで需要の多い単一や単二は売り切れです。また木炭やガスコンロ、ポリタンク。おむつや飲料水も早い段階で売り切れです。この時点ではまだ停電の為、お店の外に商品があり電卓で計算。

この日は食糧購入は困難でしたが、大町の上村豆腐店が移動販売をしているのに遭遇し豆腐とおあげを買いました。料金は善意でとの事。「これから頑張ろう!」の声に涙がでました。

自分たちは被害がほとんどなく、帰る自宅もある。生きている事に本当に感謝しました。まだまだ記録しておきたい事は多くありますが、本当に被害が大きくテレビで目にする光景に毎日泣いています。電気があっても夜になると不安と恐怖で寝れず、朝方にうとうとする位です。私の職場は仕事の再開の目途が立たず。自宅待機期間になりました。宮城県外へ避難している人も非常に多いです。

大変なのはこれから。泣いてなんていられないですね。日々感謝し前向きに頑張ります。長くなりましたが私は元気です。

もっともっと辛く悲しい思いをしている人がまだまだいます、連絡がつかない職場の仲間もまだいます。無事を祈りつつ自分たちに出来る事からやっていきます。

節電の為ブログは更新しばらくお休みします。落ち着いたらまた書きます。

では。

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コメント

ありがとうございます。夫婦共々無事です。こちらは日常に戻りつつあります。1日も早く復興する事を願い日々過ごしています。

復興した仙台にまた遊びに来てください!!

無事でよかった!!

携帯が繋がらず心配してました。

もうね、市内だから無事だろうという自己満足の妄想しかできませんでした。

恐らく僕らが生きていく中で心に残りそして、これから教訓として後世に活かすべき体験をしたのですから、落ち着いたらで良いので、体験談を残してほしいです。

それが、生かされた僕たちの使命であり運命だと思います。

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